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SDGs舞台芸術プロジェクト

ねむり姫
​現代版・眠りの森の美女

舞台『ねむり姫』は、SDGsの課題No,15 陸の豊かさも守ろうをテーマに、舞台演出、振付、美術、映像、照明など多分野共同制作によって創られたダンスで物語を表現するエンターテインメントです。

Information

『ねむり姫』は、グリム童話やディズニー長編アニメーション映画として知られる物語「眠りの森の美女」を元に創られたオリジナルの物語です。舞台は、未来の地球。一体のアンドロイドの行動が、観客の心に感動を呼び起こす。

アンドロイドが地球を救う感動のファンタジー。

Story

舞台の始まりは、100年後の地球。テクノロジーはさらなる進化を遂げ、人間はアンドロイドと共存して暮らしていました。ある国の王様とお妃様は待望の子供を授かり娘に〈オーロラ〉と名付け世界中の妖精を祝宴に招待します。 妖精たちはそれぞれオーロラに美徳の贈り物を授けます。そこへ、知的進化を遂げたアンドロイド〈ハッカー〉が現れ、自分を除け者にした報復としてオーロラに恐ろしい呪いをかけて立ち去ります。〈森の精〉は、アンドロイド〈シラノ〉に良心を授けオーロラをハッカーから守る使命を与えます。

想像力豊かなキャラクター

オーロラを守る使命を与えられたアンドロイド〈シラノ〉の由来。

エドモン・ロスタンによって書かれた戯曲『シラノ・ド・ベルジュラク』を元に想像したキャラクターです。戯曲の中で、シラノ・ド・ベルジュラクは、容貌(大きな鼻)に悩みながら一人の女性(ロクサーヌ)を胸中で恋い慕い続け生涯を終えていく騎士道精神や正義感の強い男として描かれています。

その他、善の妖精(バレエではリラの精)は、森の生態系を司る〈森の精〉

悪の妖精(バレエではカラボス)は、知的進化を遂げた〈ハッカー〉にアレンジし、新しい物語とキャラクターで、観客の心を未来の地球へ誘います。

2018年 SDGs舞台芸術プロジェクト(初演) 

渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール

舞台『ねむり姫』は、舞台芸術の可能性を見つめて多様な共同制作に意図を持って創られた作品です。

演出・振付/中村しんじ 振付/川野眞子 照明/森 規幸 映像/飯田将茂 美術/王様美術 音楽編曲/坂出雅海 衣裳​/大塚綾子

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2018年(初演) 主演:酒井はな (オーロラ)

オーロラのソロは、下村由理恵(2013)の他、多数のダンサーによって踊り継がれるコンテンポラリーダンス・レパートリー。

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インドネシア共同制作 リアント(森の精霊)

リアントは、中部ジャワ・バニュマス出身。2017年にアクラム・カーン率いる舞踊団に参加し、アクラム・カーンの代役をつとめるほどの舞踊の達人。

次世代振付家共同制作 西舘典子

ハッカーに操られアンドロイドが凶暴化するシーンを振付する。

西舘典子は、2011年に日本女子体育大学舞踊学専攻を首席で卒業後、渡欧。2015年よりドイツの州立劇場『Tanz Bielefeld』(芸術監督/Simone Sandroni)のソリストとして活動。2018年にドイツ国内で優れた若手のアーティストに贈られる賞 "Forderpreis NRW 2018" にノミネートされる。

2019年 公益社団法人神奈川県芸術舞踊協会 アートダンスカナガワ

神奈川県民ホール

​小学生・ユース・大人までの出演者総勢173人による生命のパフォーマンス

2019年(初演) 主演:中川 賢 (アンドロイド)

本舞台公演において照明家の森 規幸 氏が、日本照明家協会 大賞(文部科学大臣賞)受賞

次世代振付家共同制作 中川 賢

ハッカーに操られアンドロイドが凶暴化するシーンを振付する。

中川 賢は、日本大学芸術学部演劇学科洋舞コース卒業。2009年から日本初の公立劇場専属舞踊団新潟市りゅーとぴあ『Noism1』にて活動。2018年「ROMEO & JULIETS」ティボルト役で退団。

​令和6年度 舞台芸術等総合支援事業(学校巡回公演)として全国各地を巡回予定。

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