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舞台芸術の創造性を活かした社会課題への取り組み

2018年よりSDGsをテーマに創作活動を開始しました。

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ナチュラルダンステアトルの『ねむり姫』

​〜眠りの森の美女・現代版〜

100年後の地球では人間とアンドロイドが共に暮らしていました。しかし、知的進化を遂げた悪のアンドロイド〈ハッカー〉が現れて地球を砂漠化してしまいます。いっぽう妖精から正義感を与えられた善のアンドロイド〈シラノ〉は、最後まで〈オーロラ姫〉を守り抜くのです。
オーロラ姫が目覚める時、未来の地球はどうなっているのでしょう。舞台『ねむり姫』は、SDGs目標ターゲットNo,15「陸の豊かさも守ろう」をテーマに、"地球を見つめる優しいまなざしを育む" という思いが込められています。令和6年度より学校巡回公演の演目として全国各地で巡回公演を行います。

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誰にでも居場所があるっていい

舞台芸術は、舞台や空間で上で行われる芸術の総称。
三大要素は「空間」、「時間」、「人間」。
自分のものにして楽しむことが何より大事なことです。
特に学校巡回公演の "体育館が一夜にして劇場空間に変わる驚き" は、
子供たちに創造力の原点に触れてもらうチャンスです。

学校巡回公演のエピソード。
ある中学校で児童生徒の出演シーンのメンバーに支援を必要とする男子生徒がいました。舞台リハーサルでは、「人が多すぎる」という理由で、集団活動から外れたところに体育座りをしたまま動きませんでした。しかし、本番の児童生徒の出演シーンになると自ら駆け出して行って舞台で踊りました。どのタイミングで駆け出せばよいか、どのルートを通って行けばよいか、ちゃんと見ていたのです。
後から担当の先生に聞いた話によると、彼は駆け出す寸前にメガネを外して先生に渡して行ったという。"メガネを外せば自分とわからないから" という理由に響きました。
誰でもある、心が縮こまって動けない時。彼のように駆け出すチャンスがあればよいとおもいます。

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